単純承認・限定承認・相続放棄

2011-06-24

単純承認

プラスの財産・マイナスの財産も含めた一切の財産を相続します。

特別な手続きをする必要はなく、熟慮期間である3ヶ月が過ぎると自動的に単純承認した事になります。

次のような場合単純承認したとみなされます。

①相続人が3ヶ月以内に相続の限定承認あるいは放棄をしなかった。

②相続人が財産の一部または全部を処分した。
(葬儀費用を相続財産から支払っても、通常営まれるべきものならば、処分とはみなされませんし、交換価値を失った物(古い着衣など)を捨てたりしても処分とはみなされません。)

③相続人が限定承認あるいは放棄をした後で、遺産の一部または全部を処分した。または、悪意で財産目録に記載しなかった。

上記の①~③の場合、3ヶ月以内であったとしても、原則として限定承認あるいは放棄をすることができなくなりますので注意が必要です。



限定承認

故人の債務を「相続財産の範囲内で負担する」、という条件つきでの相続です。

相続財産を調査したが、全てが把握できず「借金の方が多いかもしれない」、という場合には限定承認を選択すると良いでしょう。

共同相続人と包括遺贈の受遺者全員が一致して、相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申立てをしなければなりません。
(相続放棄のように相続人一人一人が個人でおこなうことはできません。)



相続放棄

故人に過大な債務があった場合、相続人にとってその債務を負担するのが困難な場合は、相続の放棄をすることができます。

限定承認とは異なり、相続放棄をすると、はじめから相続人ではなかったとみなされます。

相続の開始があった事を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所に申述しなければなりません。

限定承認と異なり、相続人がそれぞれ個別に行います。
(共同して行う必要はありません。)

限定承認の場合と同様に、相続放棄をした人に単純承認をしたとみなされるような行為があった場合は、相続放棄は無効となります。

                     

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